１年ぶりのバリごはんはじめます。はじめは、ナシ・チャンプルからでしょう。前にも書きましたが、ナシは「ごはん」、チャンプルは「混ぜる」という意味です。チャンプルはゴーヤ・チャンプルなどで沖縄でも使われている言葉です。海を通じて言葉が行き来しているのでしょう。
で、ナシ・チャンプルは、混ぜごはんということではなくて、お皿にごはんをよそい、その上にいろいろなおかずをのせて食べるというお手軽な料理です。
一人でいろいろ食べたいときや、目移りしてしまったときには、あれこれ味が楽しめます。初めて入ったレストランで味を確かめるときにも良いです。バリの屋台では、このナシ・チャンプルしかない店もあります。もちろん、どんなに込んでいても人が集まっている店に入るのが、鉄則です。
デザートは、これまたいろいろな果物の楽しめるエス・ブアからでしょう。エスは「氷」、ブアはブアブアハンで「果物」の意味です。小片に切った果物と大きく砕いた氷にシロップをかけて食べます。果物ではなくて豆だの寒天（？）だのいろいろなものを入れたものは、エス・チャンプルを呼ばれています。こちらも暑いときには甘さと、冷たさがたまりません。
