イカンは「魚」、ゴレンは「揚げる」なので、イカン・ゴレンは、魚の唐揚げです。屋台から高級レストランまでどこでもある基本料理ですが、ソースにどれだけ凝るかで、屋台とワルンと呼ばれる食堂、レストランの違いが出てきます。
屋台やワルンと呼ばれる簡易食堂では、グラミー(gurame)と呼ばれる白身魚かアジですね。ただ、油で揚げただけです。サンバルとララパン(生野菜)が一緒に出てきますので、ご飯と一緒にガシガシ食べます。
レストランでは、サンバル(唐辛子ソース)やアッサム・マニス(甘酢掛け)が多いでしょうか。
写真は、中華食堂のイカン・ゴレンのタウチョ*1(辛子味噌ソース)かけです。
この魚がグラミー(gurame)という名の白身魚です。カレイみたいにさっぱりしていて日本人の口にもあい、食べやすい魚です。この魚のほかには、アジや、なまず、イカン・マス、ツナなどがポピュラーです。
もちろん、クタやジンバランのシーフード・レストランでは、いろいろな種類の魚が用意されていて、自分で選んだものを好きな調理法で料理してくれます。
○イカン・ゴレンの過去記事
イカン・ゴレン(2008年12月)
イカン・ゴレン(2007年12月)
イカン・マブック(2007年7月)