酒どころ西条の名物料理だそうです。もともと酒づくり職人たちのまかない料理だそうで、塩とこしょうと日本酒だけでつくるあっさりとした鍋料理です。
関東人の感覚からすると、割り下のないすき焼きというイメージが近いかもしれません。
肉と野菜を鉄鍋に並べて、鉄鍋を強火で熱し、肉が色づいたら、日本酒を200ccくらい加えて、アルコール分が飛ぶまで煮て、食べます。肉も野菜も何でも良いということですが、豚バラ肉と鶏肉、砂肝の3種を使うと食感が楽しめるようです。生の肉を強火で熱しますので、土鍋ではうまくつくれないと思います。鉄鍋の使用は欠かせないところでしょう。
これが、火にかける前の状態です。
これが、日本酒を加えて煮込んだ状態です。
これを煮汁がなくなるように火を加えながら、ガシガシ食べ尽くして、具がなくなったら、あらかじめゆでたうどんを加え、焦げ付かないようにうどんをかき回しながら仕上げます。